誰でもフォトグラファーとしてメディアへの写真投稿が出来る Scoopshot

2010年にフィンランド、ヘルシンキで設立されたスタートアップP2S Media Group Inc.

彼らが運営するフォトクラウドソーシングサービスがScoopshotである。

フォトクラウドソーシングサービス、平たく言うと写真共有サービスだが、有名どころではGoogleのPicasa、Yahoo!のFlickr、ソーシャル機能を取り入れたInstagramなど、それこそ山のようにサービスが乱立している分野である。

当9botでもいくつか紹介しているクラウドストレージサービスの主な用途にも写真データのバックアップがあり、クラウドとフォトは親和性が高いと言える。
そんな状況を後押しするかのようにこれから発売されるカメラのほとんどにWiFi機能が搭載されていくだろうし、あと10年もすると「写真データはクラウドにある」ことが普通になっているだろう。

※※※

さて、話をScoopshotに戻そう。

Scoopshotが幾多の写真共有サービスと異なるのは、Scoopshotはクラウドソーシングサービスであるということだ。

写真を共有するのではなく、メディアとフォトグラファーをつなぐマーケットプレイス、フォトジャーナリズムを支援するサイトだということだ。

当初は、誰でもがスマートフォンアプリからメディア向きのスクープ写真などを投稿、自身の写真に価格を設定し、メディアが必要に応じて写真を検索して購入するというシステムでスタートしたが、現在はよりスマートなシステムになっている。

Scoopshotにサインアップし、写真を必要とする人(主にメディアなど)が「タスク」を作成し、写真を募集するところから始める。

タスクの作成はどの地域からの写真を募集するのかに応じて「Local」「National」「Global」から選択する。
Localタスクの作成は無料。ピンポイントで選んだ地域20km範囲内からの写真を募集する。

Nationalタスクは国を指定する(価格は登録されたフォトグラファー=写真撮影者の人数で決定され、日本の場合は$1)、Globalは地域を問わずに写真を募集($49)。

写真を募集する期間延長(デフォルトは7日間)など、別途有償オプションを追加することも出来る。

一方、フォトグラファーは各々自分に合ったタスクに参加することで、テーマに沿った写真をスマートフォンアプリから投稿出来るようになる。

投稿された写真には一律$5の価格が設定され、メディアが写真を購入した場合には50%の$2.5がフォトグラファーの収益となる。

誰でもが表現者になれる時代に、クラウドソーシングというシステムを活用して市井の才能あるフォトグラファーに門戸を開いたという意味で素晴らしいサービスではないだろうか。

Scoopshotは、2012年度のGartner Cool Vendors in Consumer Mobile Applicationsに選出されている。

スクリーンショット 2013-10-16 11.05.31

 

Twitter

url www.scoopshot.com

この記事に関するお問い合わせは、こちら

この情報は取材時のもので、現在の情報と異なる可能性があります。お問い合わせの際は、オフィシャルウェブサイト等でご確認頂けます様お願い致します。

 

LINEで送る
Share on Facebook

一度ベルリンに行ってみたい、営業マーケティング全般。2014年度よりBRMS分野およびクラウド分野に注力